競艇の予想に大切な展示タイムってどんなもの?分かりやすく解説!

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競艇の舟券予想には、様々な情報が必要となります。競艇予想を始めたばかりだと、基本のルールを確認するだけでも大変だと感じるでしょう。今回ご紹介する展示タイムとは、モーターの状態の良し悪しを確認する、物差しの役割を担っています。この展示タイムは舟券予想に必要な要素の1つとなっています。この展示タイムを確認しておくことで、レースの予想が変わってきます。今回は、初心者の方でもわかりやすいように、基本ルールと合わせて展示タイムについてご紹介していきます。

展示タイムとは

スタート展示と周回展示

競艇では、レース本番の前に「展示航走」という模擬レースのようなものを行います。展示航走は「スタート展示」と「周回展示」に分かれており、それぞれ当日のモーター状態や、コース取り、スタート感覚などの様々な要素を読み取る材料となり、その内容からそれぞれの選手の調子やコースとの相性などを確認して、予想に役立てることができます。

展示航走の流れ

ピット(待機場所)から一斉にピットアウトし、各レーサーがコース取りを行います。コースが決まったら待機行動を行い、大時計の合図に合わせてスタートします。まず先に行われるスタート展示では、コース取りやスタート感、ピット離れ、スタート後の伸びを確認することができます。

スタート展示後に、レーサーはコースを2周します。これを周回展示と呼びます。周回展示は、本番のように3周するわけではありませんが、モーターの伸び具合やターン、コーストの相性を見ることができます。

展示タイムとは

周回展示では、各レーサーが間隔をあけて1号艇から順番に周回していきます。この周回展示の2周目、バックストレッチ側での直線150m(スタートラインの延長線上の位置から2マーまで)でタイムを計るのですが、このタイムのことを「展示タイム」といいます(ただし、福岡競艇場は2マーク側の距離が確保できないため、計測区間がスタートラインの延長線上の入より60m手前から150mの間で計測されています)。

周回展示が終わった後に、1号艇から順に展示タイムがアナウンスされます。展示タイムは、後述するようにボートの伸びが良いか悪いかなどを判断する材料となります。

展示タイムと直線タイム

混同しやすいのですが、展示タイムとは別に「直線タイム」というタイムが計測されることもあります。直線タイムは展示タイムと同様にバックストレッチ側での直線部分で計測されていますが、計測する区間が違います。

直線タイムの計測区間は、1マーク旋回後の立ち上がりから直線の120m間で計測されます。ただし、すべての競艇場で計測・公開されているわけではなく、平和島競艇場などの一部の競艇場で、オリジナルのデータとして公表されています。

展示タイムを計測する際、ボートは最高速度に到達するので、スピードが最高速度に達するまでの伸びの良さを見ることができます。一方の直線タイムでは、ターンで減速してしまったボートが再びスピードを載せていくまでの立ち上がりの良し悪しを確認することができます。それぞれ確認できるタイムが異なっているので、混同しないように注意しましょう。

展示航走から予想を組み立てよう!

スタート展示の見極めポイント

展示航走でまず行われるスタート展示では、レーサーのスタートのタイミングをチェックします。基本的にはタイミングよくスタートできているレーサーがレース本番でもよいスタートを切れる可能性が高いですが、ごくたまにスタート展示でのタイミングの取り方がかなり悪かったレーサーが、あえてスタート展示での感覚をリセットすることでレース本番でよいタイミングでスタートを切るようなことがあります。

ポイントは、スタート展示だけではなく、レーサーの「平均スタートタイミング」も目を通しておくこと。平均スタートタイミングとは、直近90日間のスタートタイミングの平均値のこと。これが0.15より小さいレーサーはスタートの切り方がうまいレーサーと見ることができます。こういったレーサーはもしスタート展示のタイミングの取り方がマズくとも、本番ではリセットして修正してくる可能性がありますから、要チェックだといえるでしょう。

周回展示をチェックする4つのポイント

次に、周回展示のチェックポイントについて。周回展示が行われるのは、6艇のボートの動きをチェックするのが目的です。競馬でいう「パドック」のようなイメージで捉えればよいでしょう。周回展示でチェックすべきポイントは、以下の4つです。

・ボートが全速でターンに入っているか
・ターンが外側に流れたりしていないか
・ボートがバタついたりしていないか
・ターンの出口でのボートの加速具合はどうか

全速でターンマークに入っていき、旋回半径を小さく保ちながらターンマークを回り、ターンの出口からすぐにスピードが乗るようなボートが、調子のよいボートといえます。もちろん、レーサーによってはクセがあったりもするのでこれが絶対の基準とはいえませんが、何度も見ているうちにボートの調子の良し悪しの比較ができるようになるでしょう。

コース別の展示タイムの見方

展示タイムからは、ボートが最高速度に到達するまでの伸びを見ることができるのですが、伸びの良し悪しを予想に活かす際には、インコースとアウトコースとで見方がちょっと変わってきます。

まず、インコースのボートの場合は、どれだけ有利なレース展開にできるかどうかの判断に使えます。特に、イン逃げ出来るかどうかを判断できます。モーターのパワーが足りないと最高速度も遅くなってしまうため、直線で後続の艇に差を詰められてしまいます。また、ターンで落ちたスピードを取り返すためにもモーターパワーが大切になります。このパワーが足りているかどうかの判断にも使うことができるでしょう。

次にアウトコースの場合、スタートはダッシュスタートになります。第1ターンマークへの距離が1番遠いコースになるので、いかにほかの船より早くターンマークに到達できるかが大切になります。イン側の艇よりも早く1マークに到達できれば、ターンでインコースの艇を抑えて1番前にでることができますし、もし抜け出せなくてもスピードが出手入れば技を決めやすくなります。基本的に競艇はアウト側が不利と言われていますが、出だしの状況によっては順位の予想が変わってくるのです。

展示タイムでモーターパワーの強弱を確認できていれば、直線で追いつけるかどうかの良そうにも活かすことができます。展示タイムだけでなく、直線タイムも併せて活用することで、上位に食い込む艇の発見に近づくでしょう。

展示タイムは競艇の公式サイト「BOAT RACE」でチェック!

展示タイムは、競艇の公式ウェブサイト「BOAT RACE」にて、すべてのレースの展示タイムが公開されています。

展示タイムを見るには、トップページの「レース情報を見る」にカーソルを合わせて、「本日のレース」をクリックします。すると、全国の競艇場で開催される全てのレースがズラッと一覧で表示されます。それぞれのレースについて「直前情報」というリンクが貼られており、そこをクリックすると展示タイムなどの情報見られます。なお、ここでは展示タイムだけではなく選手の体重やチルト角度の設定、水面気象情報などの情報も確認できるので、覚えておきましょう。

展示航走はライブ配信でチェック!

競艇では、各競艇場からレースがライブ配信されています。ライブ配信では本番のレースだけではなく展示航走も見ることができるので、競艇場に足を運ばない場合でも展示航走がチェックできるのです。

競艇のライブ配信の見方は非常に簡単。競艇場ごとに用意されているライブ配信サイトにアクセスすれば、すぐに開催中のレースをリアルタイムで観ることができるようになっています。パソコンとスマートフォンそれぞれ専用のライブ配信サイトがあるので、競艇予想を行う日は欠かさずチェックするようにしましょう!

まとめ

今回は基本的な競艇のルールと合わせて展示タイムの解説と活用方法についてまとめました。競艇の舟券予想は様々な情報を合わせることで的中率が上がります。その中でも、当日に実際のボートの調子を確認できる展示タイムは、参考になること間違いなしです。必要な情報を適切に活用できるようになることで、舟券予想の的中率向上を目指していきましょう!

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