競艇のモーニングレースについて解説!早起きして競艇を楽しもう!

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平日の日中は働いているサラリーマンや、朝早くから活動している高齢者の競艇ファンに密かな人気を博しているのが、競艇のモーニングレースです。

通常のデイレースよりも2時間早い朝8時30分から開催されているモーニングレース。暗闇の中、きらびやかなカクテルライトに照らされるナイトコースが競艇ファン内外から人気を集める一方で、まばゆい朝日に照らされたコースを轟音立てて駆け抜けるボートを眺める朝も、それはそれでオツなものです。

今回は、モーニングレースの概要と開催している競艇場、モーニングレースで予想をする際のポイントなどについて解説していきます。

競艇におけるモーニングレース

競艇のモーニングレースは、1997年のナイトレース初開催から遅れること13年、2010年に芦屋競艇場で初めて開催されました。当初は期間限定での開催のはずでしたが、予想以上に人気を集めたことから、その後も継続的に開催されることになり、現在に至ります。まずは、競艇におけるモーニングレースの概要について解説していきましょう。

モーニングレースとは朝の8時30分頃から始まるレースのこと

競艇では通常、午前10時30分から午後4時30分頃の間に12回のレースが行われています(デイレースといいます)が、競艇場によっては朝や夜に時間をずらしたレースが開催されており、それぞれ「モーニングレース」と「ナイトレース」と呼ばれています。

モーニングレースは、第1レースの発走時刻がおよそ朝の10時前までにスタートします。スタート展示の開始はなんと朝の8時半頃から。文字通り、朝ご飯でも食べながら競艇が楽しめる、というわけです。なお「モーニングレース」という名前ではありますが、最終12レースはだいたい午後3時前に行われるので、日中のレースも楽しむことができます。

なお、モーニングレースを開催している競艇場はいくつかありますが、すべての競艇場で1年を通してモーニングレースが開催されている、というわけではありません。競艇場によってはモーニングレース開催期間が決まっており、それ以外の期間は基本的にはデイレース開催となっています。

開催会場が増加中、モーニングレースが人気!?

全国には競艇場が24カ所あるのですが、そのうち5つの競艇場でモーニングレースが開催されています。2010年の初開催以降、その人気に応える形で少しずつ開催会場を増やしてきたモーニングレースですが、何故競艇ファンから人気を博しているのでしょうか?

ひとつ理由として考えられるのは、日中働いている人にも楽しみやすい時間帯に開催されるということです。通常のデイレースは10時30分からの開催ですが、先述のとおりモーニングレースは朝8時30分から始まりますから、こういったデイレースを中々楽しめない競艇ファンであってもギリギリチェックできる時間帯だと考えられるのです。

また、競艇ファンには高齢者のファンも多いです。高齢者の方は朝早くから活動している方も多く、そういった方にとっても朝早くからやっているモーニングレースがウケやすい、といえるでしょう。

モーニングレースを開催している5つの競艇場

現在、モーニングレースを開催しているのは芦屋競艇場、徳山競艇場、唐津競艇場、鳴門競艇場、三国競艇場の5か所です。それぞれご紹介していきましょう。

芦屋競艇場

芦屋競艇場は福岡県芦屋町にあり、2010年7月9日に初めてのモーニングレース「サンライズレース」を開催した競艇場です。ちなみに、芦屋競艇場では1954年に初のオール女子戦「水の女王決定戦」を開催した競艇場であり、チャレンジ精神あふれる競艇場といえるでしょう。

先述の通り、当初は2010年10月19日までの期間限定の予定で開催されたサンライズレースでしたが、電話投票利用者を中心に人気を博し、平均売上の4割増という成果を出したことから、2010年度いっぱいまで継続が決定。その後2011年度以降も継続して開催することになりました。現在、芦屋競艇場では、通年でモーニングレースが開催されています。

徳山競艇場

徳山競艇場は山口県周南市にある競艇場で、2011年2月に、芦屋競艇場に続いて全国で2番目となるモーニングレース「グッドモーニング徳山」を開催しています。ちなみにグッドモーニング徳山も3月9日までの限定開催の予定でしたが、やはり競艇ファンから好評であったため継続することとなりました。徳山競艇場でのモーニングレースも通年開催となっています。

唐津競艇場

唐津競艇場は佐賀県唐津市にある競艇場です。「ホテル並みの豪華さ」の建物で有名な競艇場ですが、2004年4月1日より、全国で3番目のモーニングレース「朝ドキ!からつ」を開催。現在、通年でモーニングレースを開催しています。

鳴門競艇場

鳴門競艇場は徳島県鳴門市にある競艇場です。平成30年度よりモーニングレースを開催していますが、現在のところ10月から翌年3月までの期間開催となっています。

三国競艇場

三国競艇場は福井県坂井市にある競艇場であり、鳴門競艇場と同じく平成30年度からモーニングレースを開催しています。三国競艇場でのモーニングレース開催時期は4月から9月末まで。ちょうど鳴門競艇場と入れ違いのタイミングとなっています。

今後の開催場拡大にも期待

競艇においてモーニングよりも長い歴史を持つナイトレースは、開催している7つの競艇場が2018年度売上高ランキングの上位7位までを占めており、競艇ファンのみならず一般的にも人気が浸透していることの要因となっています。

一方で、モーニングレースを開催している競艇場の売上高ランキングを見てみると、芦屋競艇場9位、徳山競艇場11位、唐津競艇場14位、鳴門競艇場18位、そして三国競艇場が21位となっています。まだまだ競艇ファン以外には認知度が低いのがモーニングレースの現状といえますが、先述のとおりモーニングレース開催は多くの競艇ファンには嬉しいことですし、競艇場にとっても集客拡大のチャンスともいえるでしょう。つい最近、平成30年度にも2つの競艇場がモーニングをスタートしていますから、今後もより多くの競艇場がモーニングを開催するのを期待したいところです。

モーニングレースで予想する際の注意点

競艇ファンの間では人気が高まっている競艇のモーニングレースですが、予想をする際には注意すべき点がいくつかあります。

気温と水温が朝から日中にかけて変化する

モーニングレースの予想で注意すべき点の一つが、デイレースとは違い朝と日中で気温や水温が変わってしまう可能性がある、という点です。

競艇の場合、気温や水温が変化すると、エンジンの体積効率も変化するためにモーターの出力まで変わってきます。例えば気温が上がりモーター出力が上がると、スピードが出やすくなるために、インコースが逃げやすくなるなどの変化があります。予想をする場合には、この気温・水温の変化によるモーターの出力への影響も考えて予想を組み立てる必要が生じてくるのです。

場合によってはスタートの難易度が上がることも

モーニングレースの予想に際してもう一つ見逃せないのが、場合によってはスタートが難しくなる、という点です。モーニングレースは、朝の8時半からレースがスタートするため、特に午前中の早い時間は太陽がまだ低い位置にあります。すると、スタートの際に太陽が目に入ってしまうことをきらい、レーサーによっては慎重なスタートになってしまう可能性が出てくるのです。

とりわけ芦屋競艇場と鳴門競艇場の2か所は、太陽が昇ってくる東の方角を向いてスタートする形になるので、日の光が直接入ってくるような形になります。特に冬の季節は太陽が低くなりますので、スタートのタイミングが難しくなることでしょう。

ですから、特に午前中に行われるレースの場合は、レーサーがスタートに慎重になるという可能性を考慮に入れて予想を組み立てることが必要になります。展示レースでのレーサーの様子を見て、スタートのタイミングの合わせ方をしっかり確認するようにしましょう。特に、地元ではない遠征レーサーの動向は要チェックです。

やはり地元レーサーにより有利に働く

競艇予想においては、単に気温や水温の変化や太陽の位置などを見ればよい、というワケではありません。気温・水温の変化によるモーターの出力変化を見越してモーターを調整するのもレーサーの仕事ですし、太陽の位置を考えながらスタートのタイミングを合わせることもレーサーのスキルです。

そういったことを鑑みると、やはり走りなれている地元選手やモーニング開催がメインの競艇場の選手が、ほかの選手よりも良いパフォーマンスをする傾向にあるといえるでしょう。特に競艇において圧倒的に有利なポジションである1号艇に地元選手が配置されているような場合は、入賞率が高くなることが予想されますので、とりあえず的中させたい場合には抑えておくべき、といえます。

レーサーの調子やスキルまでも把握するというのは、競艇初心者にとっては難しい話ではありますが、こういった要素も予想を組み立てる材料にできるようになると、予想の精度が上がってくるでしょう。

まとめ

今回は、モーニングレースの概要と開催している競艇場、モーニングレースで予想をする際のポイントなどについて解説してきました。

ナイトレースと比べるとまだまだ人気や知名度は劣るものの、一部競艇ファンの間では人気を高めているモーニングレース。競艇初心者も、たまには早起きをして朝早くから朝日を浴びながら競艇を楽しんでみるのはいかがでしょうか。

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